ホリスティックケアと関節炎
BowBow! ホリスティックケアカウンセラーからためになるおはなし
春や秋の人でいう「運動の季節」になると愛犬のからだも元気に動くようになりますね。
でもそんな時こそ起こしやすいのが関節炎です。寒さ暑さの運動不足で硬くなった関節を急に元気に
動かすことで起こります。
また、関節疾患などを持って生まれた子や免疫疾患により関節炎になる子、体重過多で関節を悪くする子
など特にワンちゃんには関節の疾患は多く見られます。
愛犬の歩き方がおかしいなど異常を感じた時は、まずは動物病院を受診し、獣医師によるきちんとした診断
を受けましょう。その上で、補助的に自宅でホリスティックケアを行うことをおススメします
そしてまずは「肥満」を避けることが関節疾患全般の治療や予防にはとても大切です!
●関節の炎症には抗炎症を意識した食事
具体的には高蛋白・低炭水化物・中~高脂肪食(動物性蛋白をしっかり与え、穀類、イモ類などの炭水化物を極力控える)を与えて下さい。また、炎症を促進するといわれているナス科の野菜(ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマンなど)は避けましょう。(生は特に避けることをおすすめします)
そして、鶏もみじ(足)や鶏手羽先・手羽元を煮た骨のスープは特におすすめです。
冷やしたときにスープがゲル状に固まるまでじっくりと煮て下さい。
骨のスープに含まれるゼラチンやコラーゲンは関節疾患の犬にはとても有用です(アレルギーがある子には与えないで下さい)
~その他の有用な栄養素~
・オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)
抗炎症作用。1日に体重5~10kgあたり300mgを目安に
・ビタミンE
オメガ3脂肪酸と相乗効果。体重5~10kgあたり1日100IUを目安に
・ビタミンC
高濃度では、痛みを軽減しコラーゲンの合成を促進します
体重5kgあたり1日100mg程度から始め、週単位で増量、下痢になったらその量では多すぎるので減量する。
●マッサージが有効時にはハリ治療も
痛みや腫れがある時を避け、少しずつマッサージで治療をしてきます
近くにペット専門の鍼灸院があるばあいは、ハリ治療も有効です
ホリスティックケアってなに?
愛犬・愛猫の身体だけでなく心や精神、社会的な側面も含めた全体的な健康を重視するケアのことです。
このアプローチでは、犬・猫の病気や症状だけを治療するのではなく、全体のバランスや生活の質を
向上させることを目的としています。具体的には、栄養、運動、ストレス管理、心理療法、リラックス法など
を組み合わせて行うことがホリスティックケアです
ホリスティックケアは、特に予防医学や代替医療、東洋医学の考え方に影響を受けています。
アロマテラピーやマッサージ、鍼灸などもホリスティックなアプローチの一環として利用されることが多く
愛犬・愛猫のニーズや症状に合わせて柔軟に対応し、心と体の両方を癒すことを目指しています
ぜひ皆さまも愛犬・愛猫のカラダカラにアプローチし、自然治癒力を高めてあげましょう
愛犬とスマイルライフBowBow!
ホリスティックカウンセラー beniya
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