BowBow!愛犬コラム2はこちら


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コラム15 【ここほれワンワン?それともただの穴掘り?】
コラム14 【ワンちゃんの味覚】
コラム13 【ワンちゃんの熱中症について】
コラム12 【ワンちゃんの歯周病】
コラム11 【アイコンタクトはとても大切!】
コラム10  【知識をプラスで愛犬病気知らず】その3 アレルギ^ーについて
コラム9   【知識をプラスで愛犬病気知らず】その2 病気への予防「ガン」について
コラム8   【ワンの親指の爪「狼爪」】
コラム7   【知識をプラスで愛犬病気知らず】その1 病気の予防
コラム6   【食事に”これ”をプラスで愛犬が健康に!】
コラム5   【何歳から老犬になるの?】
コラム4   【ワンの鼻】
コラム3   【ワンちゃんのヒゲって切ってもいいの?】
コラム2   【犬が首をかしげる仕草の秘密】
コラム1  【愛犬が顎つけて寝るのはなんで?】


 

【ここほれワンワン?それとも穴掘が好きなの?】



個人的ですが好きな犬の習性のひとつに「ものを隠す」「穴を掘る」という行動があります。
なぜ好きかというと、掘っている時の必死さと、掘った後の鼻の頭を真っ黒にした顔。
それがなんとも言えずかわいいのです♡




 

犬種によってこの行動は異なるみたいですが、以前飼っていた柴犬は庭で飼っていたので
よく穴を掘っていました。
もらったパンの耳を隠したり、おもちゃを隠したり、冬になると犬小屋の下に大きな穴を掘り
その中で寝ていたりしていました。犬小屋より暖かいのでしょう。

犬の祖先「オオカミ」は、獲物を獲って食べきれないと穴を掘って埋め、またお腹が空いたら
食べにきたそうです。そして寒さをしのぐためにやはり穴を掘って塒(ねぐら)にしたり、子供
を産むために穴を掘ったりしていました。
その習性が残っているのですよね。

また、テリア系のワンちゃんは「小動物の狩猟犬」がルーツなので、やっぱり今でも穴を掘る
習性が強いそうです。ここに獲物がいるよ【ここほれワンワン!】系です。



ワンちゃんのルーツによって穴掘りの目的がいろいろあるようですね



そして水猟犬のルーツを持つ看板犬ラブラドールレトリバーはというと、穴を掘って食べ物を埋める
なんてとんでもない!あるものはすぐに全て食べてしまいます。後から嘔吐してもその時は食べる!
その代わり水を見ると血が騒ぐ様で、水辺にいるとすぐに飛び込んでしまいます(笑)

でも思い返すと、小さいころキャンプ場へ連れて行っていた頃はよく穴を掘っていました。
それは匂いの根源を探しているかの様に、いろいろなところをホリホリホリホリ…。
食べ物の匂いがしたのかもしれませんが、まさに何か埋まっているから【ここほれワンワン!】でした。

大事なものを隠したり、掘って何かを見つけたり、暖を取ったり、もしかしたら犬と穴掘りの関係には
まだまだいろんな理由ががあるのかもしれません。

また、現代のワンちゃんにとって穴掘りはストレス解消にもなる様です。

自然いっぱいのうらやましい環境で生活しているワンちゃん、そして都会で暮らすワンちゃんも
休日には都会を離れ、ぜひいっぱい穴を掘って鼻を真っ黒くしてもらいたいです(*^_^*)




 

【ワンちゃんに味覚ってあるの?】


ワンちゃんはいつも美味しそうにご飯を食べるし、好物だってある。
犬は食べるのが大好きだからきっと「舌」が肥えている!と思っている方も多いと思います。
でも実はワンちゃんにはほとんど味覚はありません。人間の1/5程度だといわれています。
その中でも特に「塩味」についての味覚はほとんどないそうです。

ではどうして「美味しい♪」「大好物♪」「あまり好きじゃない…」を分けられるのでしょう。

それはもちろんワンちゃんの臭覚です。

人と掛け離れて抜群の臭覚を持っている犬は、「この匂いは美味しそう♪この匂いはあまり好きじゃない。」
と嗜好を匂いで嗅ぎ分けているのです。

よく「人間の食べ物の味を覚えさせると、ドッグフードを食べなくなるから(;`O´)oダメーーー!!」なんて
聞きますが、それは味を覚えるのではなく、人が美味しそうに食べている「匂い」を覚えてしまうのです。

そしてもうひとつが食感(触感)です。

歯がしっかりしている犬は、「噛み応え」のある食べ物が大好きです。
美味しそうな匂いで”カリカリ、ガジガジ”できる「骨」なんていつまでもかじっていますよね(笑)
その反対にあまり食感のないものは好きじゃない傾向にあるようです。(こんにゃくとかクラゲとか)

なので、いつも食べているドッグフードに飽きてしまったり、食欲がない時には、ワンちゃんの大好物の
「匂い」のあるものや別の「食感」をプラスしてあげると、またもりもり食べてくれます。

愛犬が何の「匂い」が好きなのか、チェックしておくと良いですね▼^ェ^▼

 

 


【ワンちゃんの熱中症について】

ワンちゃんやネコちゃんも熱中症になります。
人よりカラダが小さく、地面から間近で、毛皮を着ていて、汗腺が少ないんだから当たり前ですね。
口のきけないワンちゃんやネコちゃんの熱中症にはオーナー様がいつも彼らのサインに注意して
あげなければいけません。
あまり取り上げられませんが、人と同じで夏に熱中症で病院に運ばれるペットは多いそうです。


●熱中症の要注意症状

・室内や屋外で普段より息が早く荒い
・目が充血している
・暑そうな割にはお水を飲まない

熱中症は高体温脱水の状態です。
上記の様な症状があったらすぐに処置してあげましょう。
室内だったらエアコンの温度を下げて部屋を涼しくする。
屋外だったら日陰や木陰に連れて行きましょう。


①高体温⇒熱を下げます
  太い動脈に近い首周りや内股に氷やアイスパックを当てたり、水をかけたりして体温を下げます。


②水分を飲ませる
  熱中症になると、水分すら欲しなくなる場合があります。
  飲みたがらないときは、牛乳やヨーグルトなどを混ぜることで飲んでくれる事があります。
  普段から確実に水を飲む方法を見つけておくと良いです。

それでもぐったりしいる時には、とにかくすぐに病院へ連れて行きましょう
普段舌を出さないネコちゃんがハァハァしている時は要注意です。
その一秒でペットの命が救えます!


●普段から注意してあげる事

・お散歩の時間は早朝に。なるべく7時までに行きましょう。
 真夏の夜は10時ごろまで地面が暑いです。お散歩の前に地面を触ってチェックしてあげてください。
・近くのお散歩でも「飲み水」を必ず持って、いつでも与えられる状態で。
・帰宅後は水をかけたりしてクールダウンを。肉球だけでも効果があります。
・お部屋はいつも涼しくしてあげましょう。
・屋外の場合は風通しの良い日陰で生活させてあげましょう。
・猛暑の日は、帰宅後水浴びもさせてあげましょう!



 
可愛いペットの命を守れるのは、オーナー様だけです。


 

【ワンちゃんの歯周病】 

ワンちゃんは唾液の成分や唾液がよく出るので、基本的には虫歯にはなりにくいとされています。
でも安心はできません。口の細菌が多いワンちゃんは、歯周病にはなりやすいのです。
なので、歯磨きはパピーの頃から習慣づけておくことが大事です。

歯周病になる仕組みは人間と一緒。
食べかすを口に残したまま過ごすと細菌が繁殖し、歯垢が付きます。この歯垢をさらにほっておくと
歯磨きでは落とせないくらい硬くなって(歯石)歯周病を引き起こすのです。

「なんだかご飯が食べにくそう」
「口臭がひどい」
「歯茎の色が悪い」


そう感じたらすぐに対処してあげましょう。
毎日歯磨きガムを食べさせているから大丈夫!と思ってもやっぱり隅々の歯垢を取ることは
出来ません。一番良いのは、毎食後の歯磨き。歯磨きが大切なのは人間も犬も一緒なのです。
毎食後が不可能な場合は、夜寝る前だけでも磨いてあげましょう。
ウトウト眠りに落ちそうな時間や寝てしまっている時なども狙い目ですよ。


とは言っても、小さい頃から慣れていないワンちゃんにとって、歯磨きされるのは大嫌い。
なかなか歯ブラシで磨かせてくれません。
そういう場合は指にガーゼを巻いてやさしく歯を磨いてあげます。

毎日習慣づける事で、だんだんとお口の中を触らせてくれるようになります。
歯周病はほっておくと菌がカラダに入り、別の病気になる可能性もあるので
ぜひ、少しずつでも歯磨きの習慣をつけることをオススメします。



   「ボクも歯磨き嫌いです。ガムはとっても好きだけど♡」

 




【アイコンタクトはとても大切!】   
 

普段の生活の中ではワンちゃんって目をみつめられるのが好きではありません。
でもそれは、オーナー様とワンちゃんとの間に主従関係ができているから。
ワンちゃんにとって目を見つめられるのは、実は「攻撃」や「服従」を意味しています。ですので、
普段の生活の中で主従関係であるオーナー様に目を見つめられると、攻撃を避ける動作となり
目を外らすのです。
コチラが目を外らすと、じ~っとストーカーの様にうかがっているくせに、コチラが目を合わせる
とサッと外らす。本当に天邪鬼なカワイイ生き物です

さて、ですが「アイコンタクト」はしつけの上で実はとても大切なコミュニケーション。
それはオーナー様とパートナー犬との間に”信頼関係”を築くという事になるからです。

ですので、しつけやトレーニングを行う時には、最初に「アイコンタクト」の練習からはじめます。
「目」をみつめさせて、オーナー様が「私がリーダーですよ!」と教えます。
オーナー様の言うことを理解させる時には、アイコンタクトに寄って、飼い主が何を言っているのか
何を求めているのかを知らせるのです。アイコンタクトが取れるようになると、信頼関係が強くなり
しつけやトレーニングもしやすくなります。

アイコンタクトの練習で、無理やり顔を掴む様な事はやめましょう。あくまでも自然に。

目を合わせるといいことがあるよ!(頭をなでて褒めてあげたり、お菓子をあげたり)
と少しずつ「喜ぶ」事で練習していきます。

お散歩に出たら、横断歩道で待つ時にお座りをさせて、目を合わせる様に名前を呼びます。
目を合わせる=ご褒美がもらえる
を繰り返すことによって、オーナー様の言うことをより聞くようになり、信頼関係もより強くなります。

ワンちゃんってとにかく「褒められること」が大好きな、とても分かりやすい動物なのです。
 



信頼のアイコンタクト☆

飼い主さんが意外と気付かないこのアイコンタクトの意義をマスターしていただければ、
さまざまなしつけや芸を習得することにも役に立っていきます。ぜひトライしてみてくださいね!
 

 



【知識をプラスで愛犬病気知らず!】  その3 食物アレルギーについて! 

出来れば愛犬をアレルギーにしたくない!
それはペットを飼っているオーナー様なら当たり前の気持ちですね。

愛犬をアレルギーにしない為、アレルギー体質を改善させるためには、オーナー様の知識が
とても大事になります。ちょっとお勉強してみませんか。
 

アレルギーになる仕組み
 




図の様なカラダの仕組みでアレルギーとなっていくのは人間もワンちゃんやネコちゃんも一緒なんです。

いろいろな食物が溢れている現在では、どの食物がアレルゲンとなってもおかしくないと言われています。
食材そのものの成分だけならまだしも、添加物農薬などいろいろな要素がどこで混入するか分かりません。
だからできるだけ原材料が明確になっているドッグフードを与えることが望ましいのです。
市販のドッグフードを購入する前に、細かな表示をチェックすることを習慣にしましょう。

そして1つの食物に偏らず、少しずつまんべんなく与えることも重要になってきます。
そうする事で、アレルゲンをコップからこぼれるのを防ぎます。そしていろいろな食物を受け入れることで
ワンちゃんのカラダが強くなっていきます。
(パピーからの偏食は逆にアレルギー体質にしてしまうので、なんでも少しずつ与えるよう心掛けましょう。)

また、消化の良い物、新鮮なものを与えるようにします。
消化が悪くいつまでも胃に残っていたり、長期保存ができるよう”防腐剤”を多く使用することにより
ワンちゃんのアレルギーが悪化することもあるからです。
 

消化しやすい食事ってなんでしょうか?

 
食べ物はきちんと消化され、吸収されればコップに残っていきません。
食材自体の栄養価が高いとしても、消化できなければ何の役にも立たないのです。
むしろ、それがアレルゲンとなってしまうとも考えられています。
ですから、ワンちゃんにとっての消化する望ましい食事は、もともと肉食であり、消化機能もそれに
順応している動物ですから、「良質の動物性たんぱく質」を中心に取ることが大切だと考えられます。


市販のフードなら、
主原料が消化の良い動物性たんぱく質を中心として作られているもの。
賞味期限が短いもの(新鮮であり、保存料・防腐剤等が含まれていないため)。

手作りをされているなら、
やはり新鮮な動物性タンパク質を中心に、植物性タンパク質や雑穀米・やわらかい根菜類を加えてましょう。

また、消化吸収を助けるビール酵母やアレルギーに対抗できる亜麻仁油などをプラスすると
いっそうワンちゃんのカラダをフォローしてくれるでしょう


愛犬の健康は食生活を管理しているオーナー様にかかっているのです。
パートナー犬の長くも短い一生を、健康に過ごさせてあげたいですね!


 



【知識をプラスで愛犬病気知らず!】  その2 病気の予防「ガン」への対策!



近年、犬やネコの死因で上位にあげられるのがガンです。
最近では高齢のワンちゃんだけじゃなく、若い犬やネコでもその発症率が高くなってきています。
愛おしいパートナーを辛い病気にしないためにも普段から予防を行うことは大変重要です。

ガンはひとつの遺伝子に異常が発生し、がん細胞に変化していくところからはじまります。
この遺伝子の異常は、遺伝的に起こる場合や、いわゆる発ガン性物質が引き起こす場合とがあります。
もちろん、犬・ネコのカラダにはガン抑制遺伝子が存在するので、遺伝子のが異常をきたしても、ガンへ
細胞がすぐに変わるわけではありません。遺伝子を傷つける要因が大きかったり、継続された場合に
発生してしまうということです。ですから、毎日の適切なケアや要因を取り除くことで、確立を下げること
が可能なのです。

ガンを発生させてしまう原因や要素ってなに?

食事の成分や精神的ストレス、そして排気ガスやタバコなどの有害物質などが上げられます。

 その要因の1つ、「食事」について。

ワンちゃんの主食はドッグフード。ドッグフードは保存食です。
保存食には腐敗や酸化を防ぐ為、見た目を美味しそうに見せるために、保存料や着色料等の添加物を
入れます。そうしなければ長期保存ができないのです。
一般的なドッグフードにはだいたい含まれている添加物。特にBHA、BHT、エトキシキンという添加物は
有害性があると近年問題にされています。この添加物を常に摂取し続けていると、ガンになる確立も高く
なると言われていますので、フードを購入する前にはラベルを確認し、上記が含まれていないかを確認
し、含まれるドッグフードは与えない事をオススメします。

また、フードの加工時に有害添加物が含まれなかったとしても、材料を育てる段階で農薬や化学肥料が
使われている場合も多いので、「無農薬」や「オーガニック」を明記しているフードを与えるのが理想的です☆

「食物ってとっても大切!」 

現在、愛犬の健康を考えるオーナー様に「手作りフード派」が増えてきました!
愛情たっぷりの手作りフードを与える事は、愛犬の健康にとってはとても良いことですね。
新鮮な「生きた食事」は手間とコストがかかりますが、健康の維持、精神的ストレスの緩和にもつながる
最適な特効薬なのです。でも、そんな「手づくりフード」にも落とし穴が!

加工されたドッグフードの良いところは、ワンちゃんに必要な栄養素が考えられて盛り込んであります。
なので、栄養の偏りがなく毛艶のよい逞しいカラダを作る事ができます。しかしながら、加工の過程(熱を
加える事)で栄養分が消耗してしまうのが欠点です。


では手作りフードは?

手作りフードは栄養分が損なわれない、新鮮なフードを与えられますが、その反面、栄養のバランスを取る
のが難しいのです。ワンちゃんにはタンパク質、炭水化物、ビタミン、脂質、ミネラルなど全てが含まれ、それ
ぞれ適量を摂取しなければ健康が保てません。そして愛犬の体調や年齢などによっても必要な栄養素を加
えなければなりません。

愛犬の健康を維持するため、病気にしないためには、オーナー様が愛犬のカラダや年齢を理解し、勉強を
される事が大切になってきます。ドッグフードがいいか、手作りフードがいいか、また、ミックスフードがいいか
をオーナー様がパートナー犬に合わせて考えること。
それがオーナー様の愛犬にとってのイチバン「理想のフード」となるのです。
愛犬へ「理想のフード」を与えてガンや病気に負けない、強いカラダにしてあげましょう


BowBow!がオススメしているドッグフードは、
そんなオーナー様の「考える愛犬の食事」をお手伝いするのに最適なフードです。

 
●国産PRIMO:生食に近い純国産新鮮素材使用・無添加・無着色・低温加工

●Argyle Dishes:オーストラリア産オーガニック認定フード・無添加・無着色
 

 




【わんの親指の爪「狼爪(ろうそう)】 

先日、お散歩でお遊びの時に、看板犬PEGの前脚の狼爪が折れてしまいました
わんの爪は血管が通っているので、根元が折れた爪からは血が滴り、びっこ引き歩く姿を
見ると、その「痛み」が伝わってきます。もちろんしゃべれないので、元気のない表情や様子
からキズの状態をキャッチしなければなりません。
端の方は肉片が繋がっているので、切るわけにはいかず、伸びてきてポロっとうまく取れる
事を願い、薬をつけ、お散歩以外は包帯を巻いて過ごしていました。
10日ほど経った現在は、折れた前爪がぶら~んとぶらさがり、取れるまであと一歩という
ところです。傷口が化膿しそうだったらお医者に行って切除してもらおうと思っていましたが
なんとか、大丈夫そうです。ほっと一安心です。

さて、この親指の爪、「狼爪(ろうそう)」と言います。
 


この爪、犬種によるのですが後ろ脚はほとんど退化していて有りません。
昔、森で暮らしていた犬は木に登ったりもしていた為、この狼爪が役立っていたのですが、
平原で暮らし始めてからは、地面に触れることもないので、退化してしまったとの事。
前脚は現在でも穴を掘ったり、ものを取ったり、捕まったりと後ろ足よりよく使うので、退化
せず残っています。

でも、家庭犬にとってはまったく必要のない爪。
人を傷つけてしまったり、自分の顔やカラダを掻いて傷つけてしまったり、地面につかない事で
削られず、気がついたら伸びて巻き爪になっていたり、ことごとくメリットのない爪となっています。
ですから、小さいうちにカットを勧める獣医さんもいらっしゃるそう。

看板犬PEG太は今回、家人(わたし!)が爪カットに怠けていたので、負傷させてしまった
という最悪な結果に。彼にも痛い思いをさせていしまいました。
家庭犬でいる以上、野山で自由に駆け回れないのですから、爪のケアは飼い主に責任がある
のですよね。本当に反省です。

見逃し勝ちな「狼爪」。
マメにカットしてあげる事、そして傷をつけたり、何らかの支障がある様なら、完全に取ってしまう
事も考えてみる事が必要な様です。

わたしたちの愛犬が、痛くて辛い思いをする前に。


ちなみに、負傷した時の自宅治療について。

PEGの場合、根元の方からポッキリ折れてしまったので、動く度に血が滲む可哀想な状態でした。
とりあえず、伸びた部分をカットし、薬をつけて包帯で処置をしました。
普段、靴下や包帯は嫌がるのですが、素直に巻かせたところを見ると、本人もショックだったのでしょう。

包帯を巻いていると、歩行時に圧迫され痛みが強い様なので、包帯は部屋にいる時のみにしました。
お散歩の時は包帯を外し、ガーゼ等でガード。
朝、晩のお散歩から帰宅したら、イソジンで消毒、お医者様の薬化膿止めを塗って包帯まきまき。

7日程したら、折れた部分は乾いて爪も盛り上がって来ました。
10日経過の現在、折れた狼爪の先はまだ痛々しくぶら下がっていますが、何かの衝撃があれば
ポロっと取れそうです。爪が落ちてくれれば歩行も楽になるでしょうが、もう少しの辛抱です。

そして、爪が落ちた後もしばらくは消毒と化膿止めはしなくてはいけませんね。


 

 

【知識をプラスで愛犬病気知らず!】  病気の予防対策!その1
 

大事なパートナーもいろいろな病気にかかります。
皮膚疾患やアレルギー、そして近年上位を占めているのがガンです。
人と一緒に生活しているワンちゃんなので、病気になるとそれはオーナー様に
とっても心身共に負担となる事間違いなしなのです。

いつまでも元気でいてもらいたい!そう願わないオーナー様はいませんよね。
そこで病気になる前に予防はないものか…と。


◆皮膚疾患とアレルギーについて

生まれつき肌の弱いワンちゃんもいますが、皮膚疾患の直接的な原因はノミやダニ、細菌やカビ。
アレルギーは人と同じく、アレルゲンに対して免疫機能が過剰に反応する為に痒みや下痢、嘔吐
などの症状を引き起こします。
でもこの2つの病気は結局「体内の免疫システムにおける機能バランスの乱れ」によって起こります。
免疫力が充分な場合はこの様な病気にはかからないという事ですね。

原因は…
栄養不足や偏り(加工食品の栄養不足)
過剰なワクチンや薬剤摂取
精神的なストレス
不十分な運動・排出
ウィルス、細菌、寄生虫などの病原体 などなど…

いくら薬を与えたり、アレルゲンの排除だけをしてもそれは一時的なもの。
「免疫を弱まらせている原因」を取り除かないと、完全には治らないのです。そして、病気になる原因
が分かっていれば、未然に防ぐことができますよね。

パートナーの病気を防ごう!免疫力の高いカラダに…

まずは健康になる食事づくりから。

胃腸を健康に保つという事は免疫力を高めることにつながります。
(胃腸の健康は下記のコラムを読んで下さい)
栄養を消化吸収できる健康な胃腸状態。これは免疫力アップのための基礎の基礎です。

胃腸の健康の為に、食事はきちんと消化吸収されやすいものを選びます。
もともと犬は肉食の動物。望ましいのは「良質のたんぱく質」を摂ること。ペットフードは主原料が
良質な動物性タンパク質でなければなりません。
そしてプラス、消化酵素・プロバイオティクスを食品かサプリメントで補います。

そしてもちろん、化学物質は省きます。無農薬・無添加・保存料や着色料が入ってないもの。

あとはいつでもカラダを清潔に保ち、ストレスを溜めないように充分な散歩や排出、睡眠。
そしてもちろん、た~っぷりな愛情を

これでパートナーのカラダの免疫力はアップします!

  

次回の「病気の予防」はガンへの対策です。

 



【食事にこれをプラスで愛犬が健康に!】  食べもの編(消化酵素と食物酵素) 

 

ワンちゃんの胃腸を健康に保つのに、消化・吸収する時に使われる【消化酵素】
というものがあります。 【消化酵素】 は、食べ物が自ら分解する【食物酵素】に
よって、しっかりと働くことができます。

さて、このヘルプの役割りをる 【食物酵素】 はとても熱に弱く、50℃以上で加熱
するとなんと失活してしまいます。そうなんです。高熱加工されたドッグフードや
手作りでも、焼いたり煮たりしたフードからは  【食物酵素】 が供給されません。

そうなるとワンちゃんは  【食物酵素】 不足となり  、【消化酵素】  も働かず栄養
吸収が出来ない胃腸、そしてゆくゆくは健康が損なわれる事となってしまいます。
 

では、どうやって【食物酵素】を摂取すればいいのでしょう!

説明でもあった様に、”熱をなるべく通してないもの"がベスト。
生肉・生魚・生野菜や果物、そして納豆やヨーグルト等発酵食品を与える様にします。

ヨーグルトは「プロバイオティクス(善玉菌)」を増やして腸内のバランスを保ちます。

ドライフードや缶詰等を使用する場合は、なるべく低温処理をしてあるものを選び
生の食物や発酵食品を加えたり、サプリメントを加えて補ってあげましょう。

 【消化酵素】  の働きを補ってあげる事が、愛犬の胃腸の健康状態を守り、
そして全身の健康状態を保つ為に必要なこととなります。

愛犬の食事。
愛犬の健康の為に、みなさんも考えてみませんか

 

 

 


 

【何歳から老犬になるの?】


ウチのワンちゃんはまだ落ち着かないしアクティブに運動できるし、毛並み
だっていいし、まだ老犬じゃないわ!
看板犬PEGもまさしくその通り、元気な7歳。まだまだ子供に近いやんちゃ
っぷり。でも実は犬世界では7~8歳から老犬と区別され、7歳ごろから
だんだんといろいろなカラダにも変化も出てくるのです。

ワンの7歳って人間の歳にすると?

44歳 。まぁ、人間だと働き盛りってところでしょうか。でも、ワンの寿命は
13歳(68歳ぐらい)なので老犬に入るわけです。

老犬になったってわかるポイントは?

ワンちゃんによって個人(個犬?)差はありますが、オーナー様が変化に
気づく日が淋しいことに、確実にやってきます。
●外見:お腹周りや首、顔がたるんできたり、毛やおヒゲが白くなってきます。
●行動:急に大人しくなった。反応が鈍くなった。お散歩にあまり喜ばなくなっ
た様な気がするなどなど。
●体内:一番気づきにくいのがここ。消化不良を起こしたり、肝臓が悪くなって
きたりします。

まだいろいろ有りますが、きっとその変化には近くにいるオーナー様が一番
気づくはずなので、見逃さないようにしましょう。

運動にしろ、食事にしろ、「老犬」としての扱いをしてあげる事は 愛犬の元気な
生活を長く維持することに繋がるのです!「いつまでも元気だから~♪」の勘違
いが「寝たきり老犬」に近づける事となることを、私たち家族としては考えなけれ
ばいけません。
今年7歳を迎える看板犬PEGももう老犬の仲間入り。
いつまでも長生きして欲しいから、「老犬生活」勉強しようと思います。

●Photo:看板犬PEG太

 

 



【ワンの鼻】


ワンちゃんの鼻をよく観察したことがありますか?
デコボコしていて細かい網目の様になっています。よくよく見るとちょっと…
気持ち悪い('∀`)!!。
「ワンちゃんは嗅覚が優れてる」「鼻が乾くと調子が悪い」など一般的な事
は知られています。

ではいったい鼻はどうやって湿ってきて、なんで湿ってなきゃいけないの?

ぺろって舐めるから!というのも間違っていませんが、なんと涙腺と繋がっ
ていて、微量の涙で鼻を湿らしているんです。湿った鼻は臭いを嗅ぎやすく
して、空気中の臭いの分子を分解・吸着させ、古い臭いを取り除くそう。
また、風向きとかも敏感に捉える役目もしています。

寝ている時は涙腺からの涙供給がないからワンちゃんの鼻は乾いていて、
鼻先にお菓子をおいても気づかないことがほとんど!

ふむふむ。ワンちゃんの鼻は濡れていないと役目を果たさないわけですね!
起きたての乾いた鼻はまず最初にぺろり!
舐めて快調にしてから1日をスタートです。

●Photo:看板犬PEG太

 

 



【ワンちゃんのヒゲって切ってもいいの?】


ネコのヒゲを切っちゃいけない!と言われるのは有名ですが、さて犬は?
犬の美容院でシャンプーしてもらうと、スッキリとおヒゲまで切ってくれる
とても親切なお店があります。

でも実は、犬のヒゲは深い茂みなどに入ったときに目を守る役割がある事を知っていますか?

ヒゲが少しでも何かに触れると反射的にまぶたを閉じ、目を突いてしまわ
ないように保護します。ヒゲ(震毛)はものすごく敏感で、どの方向から風
が吹いているのか、そしてその変化などを感じ取ることができます。
獲物を見つけ、敵に見つからないようにするために重要なカギとなるのです。
ですからワンちゃんもヒゲを切られると、不安になり、ストレスを感じてしまい
ます。壁にぶつかっちゃうワンちゃんもいるそうです。

オーナーの皆さん、美容院でキレイにしてもらう時は「ヒゲは切らないで下さい!」
愛犬のために、そう言いましょう。

●Photo:mikutan2010家のレオ君

 

 



【犬が首をかしげる仕草の秘密】


ワンちゃんやネコちゃんに話しかけると、時々首をかしげます。
「う~ん、なんだろ…」「何言ってるのかな」という感じで人と同じ行動です。

人にとっては一生懸命話を理解しようとしている姿がいじらしく、可愛くて
仕方ない動作のひとつですね♫

もともと狩猟をする犬は距離の判断を「音」によって行っています。
犬に限らず、ネコなど多くの動物は耳から入る音を頼りに、獲物(エサ)の
狩りを行っています。左右に首をかしげたりすると音の伝わり方が変化し、
獲物とのより正確な距離感が生まれるそうです。

では、飼い主さんの話と何の関係が??

それは音を聞くという本能的な行動が、飼い主さんの距離と言葉に集中
しているとみられています。ですから、一生懸命飼い主さんの話、行動を
理解し、学習しようと努力しているのには間違いない様です。

頑張っている、ワンちゃんやネコちゃんにいっぱいいっぱいお話をしてあげましょう!

●Photo:Unakanuba家のmoetちゃん

 

 



【愛犬が顎つけて寝るのはなんで?】


犬が顎をつけて寝る姿をよく見ますね!
これは地面や床に顎をつけて骨伝導で振動をキャッチ、危険から身を守る
防衛本能による仕草だそうです。

野生動物の世界でも同様で、動物が身を守るために与えられた本能的な
機能は臭覚、視覚、聴覚に加え、物の振動をいち早く察知する骨伝導の
機能なのだそう。

人は「顎を着ける仕草がかわいい~♪」とシャッターチャンスとばかりに写真
を撮るのですが、犬自体にはちゃんと意味があったのです!

でも人の腕や足にのせている場合は要注意。
顎をのせてきたときはマウントと同じく、支配関係(順位付け)を主張してい
るそう。自分より下に見ている子供とかに顎をのせるのはそういう事なのですね。

愛犬に顎をのせられないよう、気を付けましょう(^^)!

●Photo:看板犬PEG太